KAZ-SUS Low Ride Air Suspension System - オートメッセオリジナルサスペンション カズサス

KAZ-SUS produce by automesse - オートメッセ

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Dance with Ground.

私は、トータルカープロデュースショップ『AUTOMESSE』の代表者として、また、東北老舗カークラブ『T.F.Lコンプリート』プレミアムメンバーとして、これまで様々な車高短車の製作に携わってきました。

純正エアサス改にはじまり、社外エアサスキットやハイドロキット、車高調キット及びハイブリッド車高調キットに至るまで、自ら乗り継いできた愛車はもちろんのこと、多数のお客様の車輌を通じて様々な足回りを経験してきました。あくまで、私の経験上の意見ですが、それぞれの足回りキットには色々な長所と短所が存在します。車高調装着車の場合、低車高での走行安定性には優れていますが、その分足回りを硬くする必要性があり、乗り心地に犠牲を余儀なくされることと、地上高が低い為、走行できる行動範囲に限りが生じます。 また、エアサス車の場合は、車高の上げ下げの利便性と乗り心地には優れていますが、低車高での走行安定性には、かなり無理を感じていました。

『エアサスの長所を活かしたまま、本当に低車高で快適に走行できるエアサスキットは作れないものか?』

オールニューカズサスは、信頼性の高い 高品質/高性能のメイドインジャパンに生まれ変りました。

(※エアバッグのみ、従来の海外製を使用しています。)

エアサス車の乗り心地や、走行安定性を左右させる最も重要なパーツであるダンパー部に、とくにこだわりを持ち、日本国内で生産することにしました。

また、ピストンロッドとシェルケースキャップ勘合部のドライメタル等も、熟練した職人の手により1本1本フリクションを確認しながら手組みしています。

シェルケースの内面は精密ホーニング加工を施しています。また、シェルケース内やピストン部及び、ピストンロッドの加工精度や表面処理の鍍金加工による膜厚に至るまで、すべての加工高低差をを4/100ミリ以下に保つことにより、低フリクション性を実現させたダンパーに仕立て上げました。

減衰力調整は、20段階調整式に変更しています。また、低フリクションダンパーによる摩擦熱軽減に伴い、低粘度の内部オイルが使用可能になりました。内部オイル低粘度化により成し得たのが減衰力の安定化です。

ダンパーのシェルケース長やロット長は、車種ごとに低車高走行を考慮したうえで再設計しました。また、減衰力の調整域はエアバッグの特性や動きを測定したうえで、エアサス専用ダンパーとして新たに設計し、しなやかに動く足廻りを目指しました。

アッパーマウントに使用するピロボールは、日本のミネベア(NMB)社製の車輌専用品を採用しました。

固定方法は、圧入式によるボール部への圧迫を軽減する為、ボール周りのリング部のみを上下から挟み込むサンドウィッチ方式を採用しました。これにより、耐久性を大幅に向上させています。

ストラット車だけでなく、マルチリンク車にもナックルアームやタイヤハウス内壁とエアバッグ本体とのクリアランスを確保できるように、調整式スライドアッパーマウントを標準装備させました。

レクサス LS460/600等のリアロアブラケットには、ナギサオート製(日本製)の広角ピロボールを標準仕様としています。従来品ではオプションだったLS430/30系セルシオにも標準採用となりました。

ロアブラケットを調整後、固定するロックリングは新たに設計した肉厚ロックリングを採用し、走行による緩みを減少させます。

エアバッグ下部とダンパーの勘合部は、シェルケース表面の錆等によるエアー漏れを防ぐ為、膜薄の電着塗装処理を施しています。

オートメッセ代表 T.F.L COMPRETE PREMIUM MEMBER
佐藤一夫